Media Release 2022/06/21
コロナ危機の中、maxonが記録的な売上を達成

2021年、maxonグループが初めて6億スイスフランを上回る年間売上を達成 - 欧州およびアジアで著しい成長 - 数多くの新製品を市場に投入 - 過去最高の受注数。
ザクセルン/オプワルデン州 - maxonグループの売上は2021年もさらに伸び続けました。前年に比べ、売上高は13.2%増加して6億2650万スイスフランとなり、新記録を達成しました (前年は5億5350万スイスフラン)。また今年度も、60年を超える歴史の中で最多となる受注数を達成しています。
市場は厳しい状況が続いていますが、maxonは、歴代最高の年間業績を達成しています。売上が13.2%増加した背景としては、産業オートメーションやモビリティソリューション分野で大きな成長を遂げたこと、コロナとの闘いの中で医療技術分野で需要が高まったことが挙げられます。その一方で、maxonは規模拡大のために約4590万スイスフランの投資も行っています。キャッシュフローは7740万スイスフランに達し、これも新記録を達成しています。なお、欧州およびアジアでは大きな成長を見せましたが、一方、米国とスイスの市場の動きは前年に比べやや低調でした。60周年を迎えた2021年、maxonグループは新たな雇用も創出しています。現在、世界全体での従業員数は4.8%増加し、3059人から3206人となりました。
「2021年の業績は、当初の慎重な売上計画を優に超えるものでした。パンデミックの影響が出始めた数か月間は困難な状況がありましたが、すでに2020年末には、業績は上向きになっていました。それ以来はずっと黒字続きです」。maxonグループの主要株主であり取締役会長であるカール・ヴァルター・ブラウン博士はこう振り返ります。世界的にさまざまな制約が設けられ、物流が停滞する中、maxonはサプライチェーンを維持し続けています。主要なコンポーネントの一部はかなりの高値で購入し、在庫を確保しました。ブラウン博士はこう付け加えます。「自動車産業、物流、一般産業、医療技術の分野では、需要が大きく回復する予兆が見られました。当社製品 (モータ、ギアヘッド、電気制御ユニット) に欠かせない部品が世界的に不足し始めたとき、お客様に製品を届けるために迅速に思い切った対策を講じたことが、当社の成功を決定づけた要因であると考えています。これもすべて、従業員の懸命な取り組みのおかげです」。
すべての製品分野で強固な業績を達成
たゆまぬ技術革新を続けるmaxonの研究開発への投資額は、世界全体で4,690万スイスフランに上ります (前年は3500万スイスフラン)。新規プロジェクトの立ち上げや研究開発への投資により、成長するモビリティソリューション市場での売上は25%、産業オートメーション市場での売上は15%増加しています。モビリティソリューション、産業オートメーション、高度医療技術、航空宇宙といった分野で順調なビジネスユニットは、今後も拡大していく予定です。「当社は、新しいドライブシステムやモータを多数生み出しています。イノベーションをより早く市場に投入することが、当社の目標のひとつとなっているのです」。maxonグループCEO、オイゲン・エルミガーが説明します。
可能性を広げるドライブ
スイスのオプヴァルデン州に拠点を置くテクノロジー企業maxonは、メカトロニクスサプライヤーまたはシステムサプライヤーとして知られています。主要製品は、BLDCモータ、ギアヘッド、コントローラ、センサーから構成されるドライブシステムで、外骨格の制御、高度なダイナミック性が必要とされる歩行ロボットやドローンの駆動など、多くの用途に使用されています。
また、NASAの火星探査車「Perseverance」や火星ヘリコプター「Ingenuity」といった複雑なロボットシステムでも、「赤い惑星」での使用に向けて特別に改造されたmaxon電動ドライブの真価が証明されています。
今では、maxonのドライブは自転車の駆動にも使われています。何年にも及ぶ開発期間を経て、maxonは2021年、ミッドマウントモータ、内蔵バッテリー、操作ユニットで構成される軽量なeバイクシステム、BIKEDRIVE AIRの販売を開始しました。現在では、スイスおよびイタリアの自転車メーカーが比較的軽量なeバイクやeロードバイクにこのドライブシステム搭載。自転車のデザインに完全に溶け込むような形で直接搭載しています。
ドライブテクノロジー製品とサービスのデジタルリーダー
この業界の多くの企業と同じように、maxonでもさまざまな業務でのデジタル化が進んでいます。ドライブスペシャリストを自負するmaxonは、2022年にはさらに大きな一歩を踏み出し、新たなオンラインサービスの導入によって売上を強化する予定です。「まず、営業業務やマーケティング業務の大幅なデジタル化を進めます。そして、eコマースとCTO (受注仕様生産) プラットフォームをさらに拡張することで、営業担当者とお客様が初期の段階から製品開発に関与できるような体制を整えます。将来的には、複雑なドライブのアイディアでも実現していけるような、新しいタイプのデジタルプラットフォームをお客様に提供することを目指しています。今後は、トレーニング、コンサルティング、技術サービスの重要性が増していくことになると、maxonグループCEOのオイゲン・エルミガーは考えています。
満足のいく見通し
マクソンは今期の業績に大変満足しています。「受注はこれまでにないほど満杯の状態です」。カール・ヴァルター・ブラウン博士はこう述べます。「サプライチェーンの問題は今も世界中で継続中です。しかし当社では、十分な供給準備が整っています」。さまざまなリスクがある中、maxonでは2022年もさらに売上は伸びるだろうと予想しています。「動向を注視し、必要なときは即座に対応します」とブラウン博士は述べています。
詳細については、2022年6月23日10時~12時に予定されているmaxonグループCEOオイゲン・エルミガーのインタビューで説明が行われます。ご質問等ありましたら、maxonメディア室までお問い合わせください。

